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熱交換器や配管に使うパイプ部品はどこに頼むか|曲げ・溶接・コイル巻きの話

2026.07.10

  • 未分類

「一点物だから」と断られた経験はないですか

熱交換器や配管まわりのパイプ部品は、量産品ばかりではないです。試作の一点物だったり、数十個の小ロットだったり、形状が特殊だったりで、「うちでは対応できない」と断られてしまうことも少なくないと思います。

こういう部品こそ、実は業者選びで結果が大きく変わってくる領域だったりします。

曲げだけでは終わらないのがパイプ部品

熱交換器や配管に使うパイプ部品は、ただ曲げれば完成というものではないことが多いんです。

複数の曲げを組み合わせたり、部品同士を溶接でつないだり、細径をコイル状に巻いたり。ロウ付けで異種金属を接合する場面もあります。一つの部品を仕上げるのに、いくつもの加工が連続してくることになります。

そうなると、それぞれの加工を別々の業者に振るより、まとめて対応できる業者に任せたほうが、精度も納期も安定しやすかったりします。実は工程が分かれるほど、間の受け渡しでロスや認識のズレが生まれやすくなるからです。

素材によって難しさが変わってくる

熱交換器では銅がよく使われますが、銅は熱伝導が良い反面、曲げると溶着が起きやすかったり、薄肉だと潰れやすかったりします。ステンレスは工具の消耗が早く、コストにも影響が出てくる。素材ごとのクセを分かったうえで加工しないと、狙った品質が安定して出せないことがあります。

材料の調達から相談できる業者だと、「この用途ならこの素材のほうが」という提案まで受けられるので、設計段階から相談しておくと後が楽になる場面も多いです。

小ロット・多品種こそ金型の考え方が効いてくる

曲げ加工の世界では、金型があるかどうかが結構重要になってきます。

数の出る量産品なら専用金型を起こしたほうが効率的ですが、一点物や小ロットで毎回金型を起こしていたら、コストが合わなくなってしまいます。自社の金型と設備、協力工場の金型と設備をうまく組み合わせて提案できる業者だと、小ロットでも現実的なコストに収まりやすいです。

「この形状なら既存の金型でいける」「ここは汎用の設備で対応できる」といった引き出しの多さが、そのまま柔軟さにつながってきます。

図面の段階から相談できると早い

出来上がった図面をそのまま渡して加工してもらうこともできますが、「この形状はここを少し変えれば作りやすくなる」「この接合ならロウ付けより溶接のほうが向いている」といった提案を、図面の段階でもらえると結果的に早いことが多かったりします。

熱交換器や配管の部品は、性能や設置スペースの都合で形状が決まっていることも多いので、加工側の都合だけでは変えられない部分もあります。それでも、加工の現場を分かっている相手に早めに相談しておくと、無理のない形に落とし込める余地が見えてくるものです。

「この形状で本当に作れるか確認したい」「素材の選定から相談したい」という段階からでも、まずは一度お気軽にご相談ください。

辰己屋金属株式会社 代表取締役社長 奥出真通


辰己屋金属株式会社
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