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働き甲斐とは何か?
2026.09.02
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「働き甲斐のある仕事」とは、どのような仕事でしょうか。
その答えを教えてくれる、「二人の石切り職人」という心に染み入る寓話があります。
二人の石切り職人
ある旅人が、一つの町を通りかかりました。
その町では新しい教会が建設されており、建設現場では二人の石切り職人が働いていました。
その仕事に興味を持った旅人は、一人の石切り職人に尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」
すると、その石切り職人は不愉快そうな表情を浮かべ、ぶっきらぼうに答えました。
「この忌々しい石を切るために、悪戦苦闘しているのさ。」
そこで旅人は、もう一人の石切り職人にも同じことを尋ねました。
すると、その石切り職人は表情を輝かせ、生き生きとした声でこう答えたのです。
「ええ、いま私は、多くの人々にとって心の安らぎの場となる、素晴らしい教会を造っているのです。」
仕事の彼方に何を見つめるか
この寓話から、私たちは何を学ぶべきなのでしょうか。
実は、この寓話の最後には、次の言葉が続きます。
どのような仕事をしているのか。
それが、我々の「働き甲斐」を定めるのではありません。その仕事の彼方に、何を見つめているか。
それが、我々の「働き甲斐」を定めるのです。
まさに、そのとおりだと思います。
人が日々の仕事に「働き甲斐」を感じられるのは、その仕事の彼方に、素晴らしい何かを見つめているからではないでしょうか。
では、その「仕事の彼方」とは何でしょうか。
それは、その仕事を通じて成し遂げようとしている「志」にほかなりません。
私は、この仕事を通じて人間として成長し、何を成し遂げようとしているのか。
私は、この仕事を通じて人間として成熟し、どのような社会貢献をしようとしているのか。
その「志」を胸に抱き、目の前の仕事に正面から向き合うとき、日々の仕事は「働き甲斐のある仕事」へと変わっていくのです。
辰己屋金属株式会社
奥出 真通